榛名創造の森 ハルナグラス 〈群馬県北群馬郡榛東村〉

  • 食器とキッチン
  • 関東エリア
  • 体験あり
  • 自然

榛名創造の森 ハルナグラス 〈群馬県北群馬郡榛東村〉

ハルナグラスの歴史とお勧めポイント

ハルナグラス外観 ハルナグラス外観

 ハルナグラスの前身が群馬県高崎市に創業したのは明治36(1903)年です。当初はランプのホヤ専門のガラス工場でしたが、後に照明や食器、クリスタルガラスなどの製造を始めました。
 昭和62(1987)年に現在地である群馬県の榛名山の東麓、標高500mの森の中に工場を移転しました。この地で「榛名創造の森」として、ガラスを通した手づくり文化の発信を目指しています。そのため、積極的に工房を公開したり、体験教室やショップなど幅広く展開しています。


見どころ・買い物どころ

工房直営ショップならではのラインナップ 工房直営ショップならではのラインナップ

 「榛名創造の森」では、気軽に工房の見学ができる上、ショップでは日用品から工芸品、宝飾雑貨コーナーに物産コーナーもあって、盛りだくさんです。しかし、最も特徴的なのは、体験施設でのコースが豊富なことです。HOTワークとCOLDワーク体験の2種類があり、前者は「皿」「花瓶」「タンブラー」「ボール」を熱して形作る体験ができ、後者では、ガラスに研磨剤(砂)を掛けて削り絵を描く「サンドブラスト」、ガラスのパーツをとかし合わせてアクセサリーを作る「フィージング」、クリスタルビッツ(色ガラス)とワイヤーを組み合わせて絵を描く「ビッツパッチ」を選ぶことができます。所要時間は短いものだと15分、ゆっくり2時間ぐらいかけてやるものもあり、いろいろと楽しむことができる貴重な場所です。



ハルナグラスのお土産チェック

昔懐かしの駄菓子屋にあった「地球瓶」 昔懐かしの駄菓子屋にあった「地球瓶」

 ハルナグラスの定番商品は約2000アイテム。日常使いのグラスや花瓶、インテリア小物など豊富なラインナップです。中でも一番人気は「メルヘンシリーズ」。ピンク・ブルー・グリーンの色ガラスをガラスに挟み込んでいますので、グラスに水を入れたり、光にかざしたりすると、水面のような美しい影がテーブルに映る、ロングセラー商品です。
 また、駄菓子屋にラムネや煎餅などを詰めた、丸くて大きな瓶。実はあの「地球瓶」はハルナグラスの名作です。どこか懐かしく、どこかモダンなデザインで、使い方をいろいろと工夫してインテリアとして楽しむ方もたくさんいます。


ハルナグラスの基本情報

榛名創造の森 ハルナグラス 群馬県北群馬郡榛東村上野原2
http://www.harunaglass.com/index.html
アクセス お車の場合 関越自動車道 前橋I.C.より約30分
関越自動車道 渋川伊香保I.C.より約20分
公共交通の場合 JR渋川駅よりタクシーで約20分
JR八木原駅よりタクシーで約15分
入場について ★予約不要 工房見学・体験は予約が必要です
営業時間 8:30〜17:00(季節によって変動します)
休日 年中無休
施設 工場(工房)見学 要予約
売店 ショップキララ
体験 Hotワーク体験:皿作り、花瓶づくり、タンブラー、ボール
Coldワーク体験:サンドブラスト、フュージング、ビッツパッチ

ハルナグラス周辺のお勧めスポット

伊香保の温泉街 伊香保の温泉街

 「榛名創造の森」から車で約20分行った榛名山の中腹に、古くから保養地として有名な「伊香保温泉」があります。伊香保という名は、万葉集や古今和歌集にも登場するほどで、歴史ある温泉街です。
 伊香保は多くの文人・文化人に愛されており、その中の一人、画家の竹久夢二は住居兼アトリエを建てたほどです。その名残は「竹久夢二記念館」に見ることができます。代表作も数多く展示しておりますので、ファンならずとも絵画鑑賞や大正ロマンを楽しみたい方なら必見です。
 自然を楽しみたい方には、「伊香保グリーン牧場」がお勧めです。イチゴ狩りや乳しぼり体験、乗馬やバター作り、陶芸体験などもあり、レストランやカフェ、バーベキューなども楽しめます。また、園内にある「ハラミュージアムアーク」は、現代アートと、東洋古美術や近世日本絵画の特別展示室があり、隠れた名所です。